| 回答者数 | 323名 |
| 調査期間 | 2026年9月実施 |
| 設問数 | 25問 |
59%
「情報が多すぎて
選べない」と困惑
92%
出産準備の情報源は
Instagram
68%
育休・育休中の
収入減が最大の費用不安
6.9
平均ウェルビーイング
(10点満点)
01 ── 基本属性
Q1 現在の妊娠週数
後期〜正期産が54%と、出産準備が佳境を迎えている時期の方が中心です。実際に準備を進めているリアルな声が集まった調査となっています。
Q2 年齢
26〜35歳が81%を占め、シリーズを通じて一貫した年齢層からの回答が続いています。
Q3 世帯年収(夫婦合算)
600〜1,000万円台が49%と中核を占めます。出産準備費用への不安は後の設問で明らかになりますが、所得水準に関わらず費用面の悩みは共通していることが見えてきます。
Q4 就業状況
正社員が54%(フルタイム+時短)。「産休・育休中の収入減」が費用不安の最多項目であることと、就業者が多いという属性は密接に連動しています。
Q5 今回の妊娠は何人目ですか?
初産63%はシリーズ共通の傾向。初めての出産準備で「何が必要かわからない」という戸惑いが、今回の設問全体に色濃く反映されています。
02 ── 出産準備の状況
Q6 出産準備で大変・困ったと感じること(複数可)
「情報が多すぎて選べない」59%と「何が必要かわからない」57%がほぼ同率でトップ。さらに「収納・置き場所の確保」55%も高水準で、出産準備は「情報・選択・スペース」の三重苦であることが浮かび上がります。
Q7 出産準備の情報を主にどこから集めていますか?(複数可)
Instagramが92%と圧倒的トップ。シリーズを通じた最高値です。「情報が多すぎて選べない」という悩みと、Instagramへの依存度の高さは表裏一体の関係にあります。AIの活用も18%に上り、情報収集の多様化が進んでいます。
Q8 出産準備を始めた(始める予定の)時期はいつですか?
安定期からが45%でトップ。後期からの37%と合わせると82%が妊娠中期以降にスタートしています。「いつ始めればいいかわからない」という困惑とも一致しており、準備のタイミングに迷う妊婦さんの多さが見えます。
03 ── ベビー用品の準備
Q9 ベビー用品を選ぶ際、重視することは何ですか?(複数可)
「価格・コスパ」81%がトップながら、「使いやすさ・機能性」76%・「安全性・素材」70%もほぼ同水準で続きます。コスパと品質・安全性を同時に求める「厳しい目の消費者」像が浮かびあがります。
Q10 ベビー用品の入手方法として検討・実践しているもの(複数可)
「新品購入」82%が圧倒的ながら、「おさがり」50%・「フリマアプリ」37%・「レンタル」29%も活用されており、費用を抑える工夫が浸透しています。新品とセカンドハンドを組み合わせるハイブリッド型が現代の出産準備スタイルといえます。
Q11 ベビー用品は主にどこで購入していますか(購入予定ですか)?
「使い分け」が合計60%と過半数。「品目によって使い分け」29%は特に、高額商品は実店舗で試してネットで購入するなど賢い購買行動を示しています。純粋なネット派は20%にとどまり、実体験を重視する傾向が読み取れます。
Q12 高額商品の購入をどのように決めましたか(決める予定ですか)?
高額商品は「実店舗で試してから」が59%と圧倒的多数。ベビーカー・抱っこ紐・チャイルドシートなどは実際に使ってみないとわからない要素が多く、体験重視の消費行動が鮮明です。
Q13 パートナーは出産準備にどのくらい関与していますか?(5段階)
平均3.4点と中程度の関与にとどまります。1〜2点の「あまり関与しない」層が26%おり、出産準備がまだ「母親主導」になりがちな実態が示されています。
Q14 「出産祝いでもらえそう」と考えて、あえて購入していないものがありますか?
「なんとなくある」「ある」を合わせると36%が出産祝いを見越した購入判断をしています。「考えたことがなかった」25%も多く、出産祝いのニーズを事前に伝えるコミュニケーションが活発でない実態も見えます。
Q15 「産前に絶対揃えるべきもの」と「産後でも間に合う」をどのように判断していますか?
「なんとなく判断」51%が最多。「計画的に仕分けている」は19%にとどまり、8割の妊婦さんが曖昧な基準で準備を進めている実態が見えます。産前・産後の準備仕分けガイドへのニーズは高いと言えます。
Q16 「ここは絶対いいものを買う」とこだわった品目は?(複数可)
抱っこ紐61%・ベビーカー55%・チャイルドシート54%がほぼ同率でトップ3。毎日使う・安全に直結する品目への投資意識が高く、これらは実店舗で試す品目とも一致します。「こだわりなし」はわずか9%です。
Q17 ベビー用品の準備と並行して、検討・実施したことがありますか?(複数可)
保険見直しが40%でトップ。出産を機に家計全体を見直す動きが広がっています。一方「特に何も検討していない」も31%おり、備えができていない層へのサポートニーズもあります。
04 ── 費用・予算
Q18 ベビー用品の準備にかける予算(総額)はどのくらいを想定していますか?
10〜20万円未満が28%でトップ。5〜30万円の範囲に全体の63%が集中しています。「決めていない・わからない」15%も多く、予算設定自体に困っている方も少なくありません。
Q19 実際の準備費用は、当初の想定と比べてどうでしたか?
準備済みの方(67%)のうち、「想定より高くなっている」が24%・「ほぼ想定通り」が31%。2人に1人が想定内で収まっているものの、4人に1人はオーバーしており、出産準備の費用は読み切れないのが実態です。
Q20 出産・育児にかかる費用で不安に感じること(複数可)
「産休・育休中の収入減」が68%でトップ。「特に不安はない」はわずか3%と、97%が何らかの費用不安を抱えています。ベビー用品の費用(47%)より育休収入減(68%)の方が大きな不安として上位に来ることは、政策的な示唆としても重要です。
Q21 出産育児一時金等の給付金は、費用の負担感を軽減していますか?
「足りない」「あまり軽減されない」の合計が90%。制度の認知は高いものの(「把握していない」はわずか2%)、実際の負担感は解消されていない現実が明確です。
05 ── ウェルビーイングと社会への意識
Q22 生活満足度(ウェルビーイング)10点満点
| スコア | 2点 | 3点 | 4点 | 5点 | 6点 | 7点 | 8点 | 9点 | 10点 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 回答数 | 4名 | 7名 | 14名 | 37名 | 50名 | 76名 | 98名 | 21名 | 16名 |
シリーズ比較(ウェルビーイング平均点)
平均6.9点はvol.1(家計)と同水準。費用・準備の不安が多い中でも、出産への期待感が満足度を支えていることが伺えます。vol.5(胎動・7.4点)からはやや下がりましたが、シリーズ全体では安定した水準です。
Q23 日本社会は妊婦・子育て世帯に寛容か
「寛容でない」が76%とシリーズ最多。給付金が足りない・準備費用が高い・情報が多すぎる——こうした出産準備をめぐる現実が、社会への不満感にも表れているようです。
Q24 今後、次の子を迎えたいと思いますか?
「希望する・強く希望する」が42%と、vol.5(49%)から低下。「希望しない」が28%と過去最多です。費用・準備への不安が大きい出産準備テーマの月に、次の子への意欲が下がる傾向はシリーズを通じて一貫したパターンです。